SEOライティングで注意すべきポイントは?
2019年9月23日
Google対策の重要な用途の1つでもあるSEOライティングについて、最低限知っておきべき基礎知識や一般的な文章執筆との違いなど、すぐに取り組めるポイントをまとめてみました。
Q.そもそもSEOライティングとは?
Googleの検索順位をできるだけ上げるためには、SEOライティングについてある程度知識を持っておくこと。単純に文字量を増やすとか、キーワードをたくさん盛り込めばいいとか、そんな単純な話ではないものの、ウェブサイトの文章を考えるにあたって、今すぐにでも取り組めるポイントもあるので、その代表的なものを紹介していきましょう。
A.Googleはユーザーの利便性を第一に考えている
Googleの検索アルゴリズムは常に進化しているので100%正解といえる答えがあるわけではないものの、その方針は明確で“ユーザーの利便性を第一に考えている”というもの。
例えば、ある商品を探して検索している人がいて、ECサイトでお目当ての商品を見つけて購入に至れば、それは一定の評価になるでしょう。
Googleの方針及びガイドラインを知るためにも、以下のGoogleのページは目を通しておきたいところ。
- Google が掲げる 10 の事実
- Search Console ガイドライン
Q.ウェブサイト内のテキストはどこを見直せばいい?
今のウェブサイトの文章をすべて見直すとなると大事ですが、少しでもSEO最適化を目指すなら、すぐにでも取り組むことができるポイントを4つ紹介します。
A1.titleとh1の関係を理解する
titleは検索エンジン用、h1はユーザー用
titleとはHTML上のそのページのタイトル。一方、h1はページにおける最上位の見出し。
何が違うかといえば、検索エンジンの検索結果で表示されるのはtitleですが、人間がページを見た時にhead内タグであるtitleは見えず、一番目立つ見出しがh1となります。
WordPressならtitleの入力漏れ対策も可能
WordPressで記事を作成する際、h1は必須項目なので入力漏れすることはありませんが、初期設定のままだとtitleは空欄になってしまうことがあります。
WordPressのテーマやSEO関連プラグインの中にはtitleが空欄の場合、h1をそのまま設定してくれるものもあり、こうした設定をしておけば入力漏れ対策になります。
titleのライティングルールとは
titleの文字数は全角30文字程度が目安。
GoogleのPC用画面ではtitleは1行で表示されるため、文字数が多過ぎると右端が省略されてしまいます。これがモバイル用画面だと成り行きで改行されるのですが、これもサイトによって異なるので注意してください。
キーワードはできるだけ前に持ってくるのがよいとされていますが、複数回使うのは避けましょう。
A2.meta descriptionをわかりやすく記述する
titleと同様にhead内タグであるmeta descriptionも設定し忘れているウェブサイトが珍しくありません。文字通り、そのページの概要を紹介する文章で、検索結果画面に表示されているのがmeta descriptionなので、これも入力は必須。
PCだと100文字超表示されますが、モバイルの場合50~60文字といったところ。
キーワードを入れて、ページ要素をわかりやすくまとめたリードコピーにしてください。
A3.見出しはタグの順列を守って内容を明示的に
ビジネス系の文章を書く時、段落単位で見出しを立てるのはごく当たり前ですが、h2やh3にも必要に応じてキーワードを入れるようにしましょう。その際、ネストとしてはh1>h2>h3という順列を守るのが基本(下記参照)。H2とh3の順列が逆になってしまうことのないよう注意してください。
<h1></h1> <h2></h2> <h3></h3> <h3></h3> <h2></h2> <h3></h3> <h3></h3>
なお、WordPresのテーマによってはh2やh3を使うと、目次としてページ上部にページ内リンクを自動生成してくれる機能もあるので便利です。
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