SEOで順位の上位表示を目指すためのページ構成ガイド
ウェブサイトのページを作成する際、ワイヤーフレームという形でページ構成を考えるもの。その際、SEO対策で順位を上げるためにも、どういった流れでユーザーにページを見てもらうかはとても重要です。
そこで、ページ要素とその順番を検討するための基本ポイントと、コンテンツのタイプ別にページ構成の例を紹介します。
SEOライティングで考えるページ構成=ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームという資料にはウェブデザインにおけるラフデザインという側面もありますが、ページを上から下に見ていくウェブサイトではSEOライティングにおけるプレゼンテーションのストーリー構成という側面もあります。
そこで、Googleの検索結果からアクセスしてきたユーザーに対して、どういったページ構成で応えるのがベターなのか、まずは基本となる考え方を整理してみましょう。
- 結論を含む概要:キーワードの解説や疑問への答えなど
- エビデンスとなる関連情報:キーワードにまつわる基礎知識や裏付けとなる情報など
- 注意点やメリットデメリットなどの客観的説明:プラス面だけなくマイナス面も説明
- ユーザーが求める商品・サービス、解決策:ユーザーの納得を得た上での提示
これは広義のビジネス的ウェブサイトにおける基本的な流れ。最初に端的な結論を述べて、説得するためのコンテンツがあり、最後にコンバージョンなどサイト運営側の導線へと誘因するわけです。
コンテンツのタイプ別ページ構成例
ページ構成の一例として、コンテンツのタイプを4つに分類して、基本的な構成要素とその流れをまとめてみました。
「○○○とは」で始まるキーワード解説ページの場合
ページのtitleを「○○○とは」といった表記にしてキーワードを先頭に配置、そのキーワードの解説をするコンテンツ。辞書やウィキペディアと差別化するためにも、用語解説以外に盛り込みたい内容と流れの一例は以下になります。
- キーワードの説明
- 周辺情報や基礎知識
- キーワードを理解した後になすべきこと
- 関連する商品・サービスの紹介
専門知識をわかりやすくまとめたノウハウ紹介ページの場合
料理のレシピに代表されるように、インターネット上には膨大なノウハウページが存在します。その中で差別化を図るためには、単に手順を紹介するだけでなく、見るヒトの理解を深めた上で手順に落とし込む方が、よりコンテンツとしての有益性も増すでしょう。
- 要点の抽出
- 関連する基礎知識や仕組みの説明
- 複数のノウハウ紹介
- ポイント
- メリットとデメリット
- 詳細説明
Q&A形式で困っているヒトの悩みに応える課題解決ページの場合
困った時にネット検索すると、Yahoo!知恵袋のページに辿り着くこともあるでしょう。困った時の答えを見つけるというのも、ネット検索の主な活用方法のひとつ。もちろん、それに応えるためにはページ内容に一定の説得力やエビデンスが必要となります。
- 解決方法の概要
- 課題が発生した原因の解説
- 課題を取り巻く仕組みの説明
- 課題解決方法の詳細(事例も)
- 注意点
- 課題解決で得られる効果
カタログ情報に付加要素をプラスしたい商品・サービス情報ページの場合
商品やサービスを紹介するページでも、スペックや概要といったカタログ情報だけでなく、その商品やサービスを選ぶに足る説明をプラスすることで、SEO対策にもなりユーザーへの説得にも役立つでしょう。
- 商品・サービス情報の概要
- 特徴やおすすめポイント(競合との差別化)
- 料金体系
- 導入事例やレビュー・口コミ
- 取扱企業の紹介