WordPressのウェブサイト運営でおすすめのレンタルサーバー比較
ビジネス目的の小規模なウェブサイト運営に合うレンタルサーバーは何か、人気サービスの比較や選択ポイントなどを紹介しています。
特にWordPressでウェブサイトを構築する場合、設定や移管のしやすさやセキュリティ対策、バックアップ機能などもチェックしておきたいポイントです。
小規模な商用ウェブサイトに適したレンタルサーバーとは
初期費用や月額料金が安価な共用サーバーと呼ばれるサービスは、複数の契約者が同じサーバーや回線を共用するもの。商用サイトでも、小規模であれば共用サーバーに分類されるレンタルサーバーでもスペック的には十分。
その証拠として、2020年現在の共用サーバーでは以下の3つの特徴もほぼスタンダードなものとなっています。
- サーバーはハイスペックでストレージは高速SSDが使える
- 専門的技術スキルがなくてもWordPressの設定や移管などが比較的簡単
- 迷惑メールやスパムなどに対するセキュリティ機能が充実している
レンタルサーバーの比較で重視すべきポイント
WordPressを利用したウェブサイトのレンタルサーバーで、競合サービスを比較する際にぜひともチェックしておきたいポイントを3つ紹介します。
コンテンツ表示の速さ(特にモバイル向け)
コンテンツの表示速度、特にモバイル端末においてはできるだけスピーディーなサーバーを利用することがSEO対策としても有意義。そこで、レンタルサーバーを比較する際は自分で利用経験のあるテーマを使って、お試し期間中に複数のレンタルサーバーで表示速度をチェックするといいでしょう。
スペック情報だけで比較せず、実際に使う可能性の高いテーマファイルで実地にテストしてみる方がより良い選択結果にもなるはず。
WordPressの管理・運用に役立つ機能
WordPressでウェブサイトを運用していると、WordPress本体やプラグイン、テーマなどの更新ではサーバーのデータをバックアップしたり復元するなどの一括管理が必須となります。また、公開環境と連携したテスト環境も欲しいところ。
WordPressの初期設定やサイト移管だけでなく、契約後の運用フェーズで実用性の高いWordPress関連機能が充実しているか、レンタルサーバーの機能を細部までチェックしましょう。
質問やトラブル時に頼れるサポート体制
マニュアルやFAQが充実しているかどうかはいうまでもなく、コールセンターがあって契約前の具体的な相談ができるレンタルサーバーがおすすめ。特にトラブル時は電話で確認しながら操作を進めることでしっかり対応できるといった安心感があります。
WordPressで使いやすく早さ・安さなどでおすすめのレンタルサーバー11選
当サイトではWordPressでウェブサイトを運営している小規模事業者向けに、おすすめのレンタルサーバーを紹介しています。
月額利用料金は1000円前後を基準としつつ、SEO対策にも有利となるような表示の早さにも着目。また、サーバー管理者やウェブサイトの専門スタッフがいなくても運用できるように、コントロールパネルで日常の基本操作などが完結するといったことも加味して、以下に11のサービスをピックアップします。
XSERVER(レンタルサーバー)
エックスアクセラレーターという高速かつ安定化機能を採用することで、この機能を使わない場合との比較でPHPの処理速度が20倍、WordPressの処理速度が10倍と、SEO対策に役立つ高速表示に強みを持っています。
XSERVER(レンタルサーバー)の強み
- エックスアクセラレーターでWordPressを高速化
- 48コアCPU+512GBメモリのハイスペックサーバー
- コロナ禍でも電話サポートで新規・契約者ともフォロー
XSERVER(レンタルサーバー)の利用料金
- 初期費用:3,300円(税込)
- 1ヶ月あたりの利用料金:792円(税込)~
お名前.comレンタルサーバー(RSプラン)
新規ウェブサイトの立ち上げ時、お名前.comならドメイン取得とレンタルサーバーの申込がワンストップとなり、お得な割引制度も利用できます。
お名前.comレンタルサーバー(RSプラン)の強み
- ドメイン取得+レンタルサーバー申込がワンストップ
- ドメインとサーバーのセット利用で費用削減可
- WordPressの引っ越し機能やテスト環境機能あり
お名前.comレンタルサーバー(RSプラン)の利用料金
- 初期費用:0円
- 1ヶ月あたりの利用料金:792円(税込)~
ConoHa WINGレンタルサーバー
お名前.comと同様、GMOグループのレンタルサーバーのひとつ。比較的新しめのサービスなので、スペックに対する費用対効果は古めのサービスよりも有利。自社開発したWordPressかんたん移行ツールがあり、サーバー移管時の候補として検討したいところ。
ConoHa WINGの強み
- 2021年4月自社調べで国内最速をアピール
- 独自ドメインとのセットで長期利用割引プランあり
- WordPressの有料テーマ割引やコピー機能など
ConoHa WINGの利用料金
- 初期費用:0円
- 1ヶ月あたりの利用料金:792円(税込)~
カゴヤWordPress専用サーバー
WordPressの高速化エンジンであるKUSANAGIを使ってWordPressの高速化を実現する特化型レンタルサーバー。グレードのラインナップは7種類あり、スケーラブルな運用にも役立ちます。
カゴヤWordPress専用サーバーの詳細情報さくらのレンタルサーバ
1996年の創業時からデータセンター事業を手掛け、日本国内3拠点に自社データセンターを持つ、歴史と実績のあるさくらインターネットが運用するサービス。サポートの多様さなど安心運用が期待できるレンタルサーバーです。
さくらのレンタルサーバの詳細情報Quicca Plus(クイッカプラス)
月額料金が198円(税込)~のお得な料金設定でWordPressに特化した性能を備えたレンタルサーバー、Quicca Plus(クイッカプラス)。3つのプランについて料金やスペックを比較、特徴や運営会社も紹介しています。
Quicca Plus(クイッカプラス)の詳細情報LOLIPOP!レンタルサーバー ハイスピードプラン
LOLIPOP!レンタルサーバーの中でもApacheではなくLiteSpeedを採用、ストレージはSSDでサーバーキャッシュによるアクセラレーターも組み合わせることで文字通り“ハイスピード”を実現したプラン。オプションでSEOライティングのアウトソーシングができるのも特徴です。
LOLIPOP!レンタルサーバー ハイスピードプランの詳細情報heteml(ヘテムル)レンタルサーバー
“超高速レンタルサーバー”を打ち出し、月額料金800円~の料金設定でサーバー容量SSD200GBや1日あたりの転送量目安200GB、ファイルアップロード上限100万個までといったスペックが利用できるコスパの高いサービスです。
heteml(ヘテムル)レンタルサーバーの詳細情報WADAX あんしんWPサーバー
クラウド・ホスティングサービスで幅広いサービスを提供するGMOクラウドの商品ラインナップの中でも、比較的安価ながらWordPressを使った商用サイトで安心して使えるレンタルサーバー。特に、WordPressのセキュリティ機能やドメイン単位での管理機能に優れているのが特徴です。
WADAX あんしんWPサーバーの詳細情報mixhostレンタルサーバー
初期費用が無料、プランのバリエーションは5種類あって、一番安価なスタンダードプランを36ヶ月契約すると月あたりの費用は880円とお得!このプランでも4vCPUs+4GB+SSD250GBで1ヶ月の転送量目安は4.5TB。プラン変更の柔軟性に優れているのも強みといえます。
mixhostレンタルサーバーの詳細情報Z.com WPサーバー
Z.comもGMOグループのサービスのひとつですが、海外戦略ブランドという位置づけで日本国内だけでなく海外リージョンも用意されているのがポイント。ステージング環境を本番環境に反映する際、管理画面のボタンクリックひとつでコピーできます。
Z.com WPサーバーの詳細情報AWS-Amazon Lightsail
AmazonのAWSの中でも月額3.5UDドルから利用できるのがLightsail。AWSならではの用語やコントロールパネルの操作方法などは一定のスキル習得が必要ですが、小規模なWordPressのサイトを立ち上げる程度なら、専門スタッフがいなくても使えると思います。
AWS-Amazon Lightsailの詳細情報